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ヒューム

イギリス経験論の哲学者。

ヒューム

ヒューム。

複合概念

ヒュームは、人間の持っている認識を印象と観念にし、それを単純なものと複合なものとし、たとえば天使が赤ん坊と鳥からなっているように、複合観念は本質的に「ペテン」であると考えた。

帰納的推論

ヒュームは、ベーコンのように帰納的に考えることから、因果性を推論で考えられると考えた。帰納的推論である。

正しい見つめ方

ヒュームは、ものごとが関わり合う中で、ものごとを正しく見つめる眼のようなものを持っている。

ヒュームには、絶対的真理を相対的に見つける、「眼力」のようなものがある。

経験論哲学

ヒュームは、この世界における全ての観念的なものを「経験的」に考える。自分の人生において、何が自分に観念を与えたか、何がその経験を作り出したか、問題をそうであると何が規定したのか、などを考える。全てのことは外界からの作用であり、あるのは「慣習という名の優れたガイド」であるが、本当に人間にあるものは経験的に生まれた知覚だけであり、それは慣習や制度まで含めて、全てが経験的に分かり、知り、考え、そして環境から影響されてきたものなのである。

ヒュームのように考えるコツは、「何から何が生まれたのか(生まれるのか)」を経験的に考えることである。この世界の全てを疑いながら、精査し、検査し、分析し、全てのことを「何が何をもたらすのか」という「主体的な行動と慣習的な経験」から考える。そのようにすれば、ヒュームだけではなく、ブッダのような考え方にも同時に至ることができる。

ヒュームの言葉

読まずに死ねない哲学名著50冊」より。

“いかなる原因がわれわれに物体の存在を信じさせるようにするのか、と問うのはかまわないが、しかし、物体があるのかないのか、と問うのは無益なことである。”―ヒューム『人性論』

著作

「人性論」、など。