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ハロルドの小説

Assy著

2010.12.22執筆

=メインの章=

サフという宝石があった。

身につけていると、色んなことが分かる。

ハロルドという青年が居た。

ハロルドは、サフを身につけていると、

海に行くべきだと分かった。

海に行くと、女の人が居た。

女の人が、色んなことを教えてくれる。

「私も、サフを持っているの。

一緒に、冒険に出かけるのよ。」女が言った。

「何をしに行くんだ?」ハロルドが言った。

「本当のことが分かる宝石、レッドストーンを探しに行くの。」女が言った。

「私の名前はジェシカ。あなたの名前は?」女が言った。

「ハロルドだ。」

「私と一緒に、ミュンヘンへ行きましょう。」

「ミュンヘンに何がある?」

「何かは分からないけど、きっとあなたみたいな誰かが居るわ。」

ミュンヘンに行くと、ジェシカがすぐにさけんだ。

「来るわ!」

「何が来る?なんだ!?ネコじゃないか!」

空からとつぜんネコがふってきた。

「いや、ネコじゃないわ。」ジェシカが言った。

「ただのぬいぐるみよ。」

見ると、ぬいぐるみのくびに宝石がついている。

「これは、誰のしわざかしら。

この宝石は、よく分からないけど、何かの力があるはずよ。

あなたがつけてみて。」ジェシカが言った。

ハロルドは、この宝石をつけた。

「すごい!」ハロルドが言った。

「何か、数学的で、神学的な英知のようなものが分かる。」

「私に貸して。」ジェシカが言った。

「これは、誰かの人生ね。本人が私たちにくれたの。」

「この人は、こんな風に、何でもできる人間よ。」

「私たちに、同じことをするようにすすめているわ。」ジェシカが言った。

「同じこと?」ハロルドが言った。

「それでしか、レッドストーンのありかは分からないわ。

この人、イスラム教徒ね。

神を信じていることと、きちんと考えることで、全て分かった人間よ。」ジェシカが言った。

「イスラム教を信じるのかい?」ハロルドが言った。

「いいえ、それは、この宝石をつけていれば十分、

きちんと考えると、たまに神が教えてくれるの。

サフみたいなものだから、アルという名前にしましょう。」

アルが教えてくれることは、よく分からない。

むずかしいことばは使わない、単純に、感情で教える。

論理学と信じる力で全て分かると分かった。

数学の定義ではない。

「これは、すごいわ。

この人、本当に論理で分かっている。」ジェシカが言った。

2人は、アルの教える通り、紙に論理を書いて、それを

全て信じた。

しだいに、言葉が聞こえてくるようになった。

「あなたがたは、もう分かっている。

私に会いにきなさい。

私がイスラム教徒だ。

ローマに居る。」

見ると、22歳の青年が居た。

「私はロバートだ。」

青年が言った。

「私は、あなたがたに、私を超えてほしくて、そのアルと呼ばれている

宝石を与えた。

神と戦い、全てを考えなさい。

しだいに、神のことばが聞こえてくるようになる。

いつか、神や私を超えた時、レッドストーンが手に入るだろう。」

ロバートは、それだけを言って、どこかに消えてしまった。

アルを身につけて、論理を信じてから、ちょうど一年が過ぎた。

ハロルドとジェシカは、2週間ごとに会っていた。

「本当に、何かの言葉が聞こえる。神じゃないか?」ハロルドが言った。

神かもしれない何かが言っている。

「ユダヤ人と戦いなさい。」

ハロルドが言った。「何だって?」

「ユダヤ人は、あなたがただ。」神が言った。

サフが何か言っている。

ここから、壮絶に辛くなる。

ジェシカが言った。

「ユダヤ人と戦うのよ。

ここから、つらい誰かとの戦いがはじまるわ。」

すると、神のことばが変わった。

「私がユダヤ人だ。

人類の最高指導者をやっている。

ただし、何もしていない。

今から、私が何もかも言っていく。

本当は、あなたがたが考えているだけだ。」

その時から、何も覚えていない。

ハロルドもジェシカも、何も覚えられなかった。

とにかく、自分が自分で全部言った。

「つらかった2年だった。」ハロルドが言った。

「何も覚えていないわ。でも、良い人だった。」ジェシカが言った。

「あんなにたくさんのことを、僕らに分からせるなんて。」ハロルドが言った。

ロバートが現れた。

「レッドストーンをあげよう。僕からのプレゼントだ。」

おしまい。

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