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デカルの小説など

Assy著

デカルの物語

デカルが言った。「騎士団の団長よ、私に協力してください。

私は、兄のラスカーを魔女に殺された。魔女を倒したいのです。」

団長が言った。「魔女を倒したい?無謀な。あんなものは放っておきなさい。

悪いことばかりする、強くはないが、いやな相手だ。」

デカルが言った。「どうしても、兄の復讐を果たすまで、私は死んでも死にきれないのです。」

団長が言った。「それなら、私たちにはできないことがある。

すぐそこに、精霊の洞窟がある。私たちはああいった暗闇は苦手だが、中には精霊が居る。1人1人に何かをくれる。そこへ行って、精霊の宝を手に入れて、私たちに渡しなさい。それならば、私たちは君に協力しても良い。」

デカルが言った。「それなら、すぐにでも」

こうして、デカルは、精霊の洞窟に来た。

「ここは、暗闇だ。精霊はどこかに居るはずだ」

中には、暗い中に、湖がある。デカルは、溺れてしまえば終わりだと思いながら、湖の端を、洞窟の壁を手で伝いながら進んだ。

20分もすると、光が見えた。精霊が現れた。精霊が言った。

「何者?こんな洞窟に何故来たのです?」

「騎士団の団長が、精霊が1人1人に何かをくれると」

「そうですか。私はあまり、宝をあげるのは好き好みません。

ほしいなら、これをあげましょう。水と生命の杖です。

生命力が上がり、賢くなります。

デカルは、水と生命の杖を持って、洞窟を出た。

デカルが騎士団の団長に、杖を渡した。

「これでどうです。魔女を倒すために協力してください。」

「そうだなあ。そうだ。アベルとカインをあなたのためにつけよう。

若いが、勇敢な勇者だ。それで良いだろう。」

デカルは喜んだ。アベルとカインが仲間になった。

魔女を倒すため、3人は話し合った。

3人は、魔女の住む森へと向かった。

そこに、魔女が突然現れた。

「誰かな。君たちは」魔女が言った。

「覚えていないのか。兄を殺された復習だ。覚悟!」

デカルがそう言うと、カインがとめた。

「何をする!」デカルが言った。

「無謀すぎる。あの魔女はすこぶる何でもできる。

慎重に戦おう」カインが言った。

アベルが言った。

「魔女よ、一つ願いを聞いてほしい。

あなたはデカルの兄、ラスカーを殺した。

しかし、あなたは、死んだ人間を生き返らせることもできる。

何とか平和的に、兄をもう一度生き返らせてやってほしい」

魔女が言った。

「まあ、私はそうしても良い。

ただ、その通り生き返らせることはできない。

こうしよう。

動物の何かにはできる」

デカルが言った。

「何だと、兄を犬にでもするというのか」

魔女が言った。

「その通り、犬にして蘇らせてやろう。

戦いたくはないから、私は消える」

魔女が消えた。

見ると、魔女の消えたあとに、一匹の犬が居た。

デカルが言った。

「なんだ!この犬が兄だというのか、ちくしょう!」

アベルとカインが言った。

「犬だが、おそらくは君の兄だ。連れて帰ろう」

クロードとレナの物語

クロードは、自由な好きで、経験豊かな男だった。

レナは、何も知らないのに、書いて考えて分かっている。自由も、社会も王も全部書いていた。

クロードは女好きで、レナは全く独りだった。クロードはいつも、バカと一緒に生きている。バカなことをやっている。それで賢くなった。

レナもバカだ。バカな宗教をやって、変な科学や国を作っている。

どこにも誰も居なかった。何もかもつまらない。

クロードが言う。「僕は、君を愛している。いつまでも一緒に居よう」

レナが言う。「私は、あなたを愛せるか自信がない。人を信じられない」

クロードが言う。「君や、君の戦う世界のことは、僕が分かる。僕が君をこの世界で守ってあげる」

レナが言う。「私は、ずっと守ってほしかった。信じていいのか、分からないわ」

クロードが言う。「きっと、最後まで守ってあげる。この2人は、運命が作っているんだ」

チョコレートの物語

やあパピー!僕はエビュルソン。いつもこのチョコレート工場から吐き出されるチョコレートのことさ。パピー、久しぶりじゃん。どうしてたの?

「エビュルソン…ちょっとお話があって…」

「なあに、パピー?」

「いつもチョコレートを食べさせてくれてありがたいんだけど、

このチョコレート工場は今月あと3日でなくなっちゃうんだって」

「なんだって!パピー」

なんだ、そんな、すぐに廃止?いやだなあ。

僕らと同じ兄弟たちはすぐに生まれなくなる。わびしいな。

「あなたたちが最後のチョコレートなんだって…エビュルソン…

あなたはどう扱ってほしい?」

メダルとか、賞状とか、そういうのが嫌いなエビュルソンは

「まあ、最後の記念にシールやリボンでも貼っ店頭でも売ってもらうのが普通で良いんじゃない?とりあえず…」

「され、おれたちの仕事もここで終わりということか。次なるエビュルソンももう現れないというわけね。僕らからしたらそれだけかとかいう話で、良いんだけど、パピーからすれば僕らとはお別れなんだよなー、工場そのものがなくなれば、彼女とぼくたちはお別れだけど、そりゃ、こうして売れらている製品チョコレートになる僕らとしてはあまり変わり映えしないわけで

バレンタインが終わったのかなあ」

ミカエルとラファエルの物語

ミカエルとラファエルが居た。

ミカエルはかっこいい男、ラファエルは美しい女だ。

ミカエルとラファエルは、それぞれ、20と18だ。

2人は強いアラブの国に住み、平和を好んでいた。

2人に運命が訪れた。

ミカエルに戦争が訪れた。

ラファエルは、死ぬのが分かっていた。ミカエルは死んだ。

ラファエルは骨を埋める前に言った。「神よ、何が悪かったのですか。

私は彼を愛していました。一度でも、彼に告白すれば良かった」

神は答えない。

20年後、ラファエルはミカエルの残した文章を発見した。

「愛しています。結婚してください。ミカエルより。ラファエルへ」

あまりに悲しく、ラファエルは涙した。

ファイルとナウル

2010.05.13執筆。

ファウルとナウルという兄弟が居た。

ある日のこと、ファウルが散歩をして、川辺ですごしていた時、大きな生き物がファウルを襲った。見てみると、ゾウだ。

ゾウは強かった。ファウルは、ゾウにはむかったが、こてんぱんにやられてしまった。

ファイルは家に帰ると、ナウルにこのことを言った。そうすると、ナウルは、ゾウの特徴を聞く。

耳に模様があったかを聞くと、あった。そこで、ナウルは分かった。

実は、このゾウ、ナウルが飼い慣らしていた、ソラという名前のゾウだったのである。

それをナウルが言うと、ファウルが言った。

「何だ、あのゾウ、お前の飼っていたゾウだったのか。何であんなに凶暴なんだ?」

「いつもソラはおとなしい。兄さんを襲ったと聞いてびっくりしたよ」

ナウルはさらに言った。

「ある意味、ゾウが兄さんを襲ったのは、僕の不注意のせいだ。謝るよ」

それで、この一件はひとまず終わった。

ララとミロ

登場人物

1. ララ 女 20歳

2. ミロ 男 20歳

3. テル 男 20歳

4. ルル 女 20歳

5. カール 男 20歳

ジャンル

ファンタジー、学校、大学、文学部

シナリオ

みんな物語を書いている。

神と悪魔の物語を書いているララは

シナリオを面白く出来ない。

ミロやテルに相談しても分からない。

自分独りで考えるのが辛い。

未来世界を書いているミロは

何を書いてもパクリにしかならない。

空飛ぶ自動車、人間とともに生きるロボット、宇宙戦争、

何を書いても他と同じになってしまう。

日常を書きたいテルは

けっこう面白い恋人の物語を書いた。

ルルとカールは詩を書いている。

ゲーテはあまり好きではないが、シラーが好きだ。

物語

「どうしてこんなにバカな物語になるんだろう」

ララの口癖だ。

「神さまがつまらない。ただのバカになる」

「神さまがつまらない。なんでこんなに私はできない」

「神さまがつまらない」

延々とそればかりミロに言っていると、ミロが怒り出した。

「僕だってがんばって考えて作ってる。何をしても他と同じだ」

「まだパクリでない君の方がマシだ」

そういうことを言うと、ララが言ってしまった。

「SFなんか選んだのが間違いよ。私と一緒に神さまを面白くして」

「ねえ、神さまがつまらない」

ミロが言った。

「SFを選んだのは、間違いだったのかなあ。いや、そんなことはない」

「いつか良い発想が浮かぶんだ」

ミロは結構楽観的だ。

「空飛ぶ自動車は、だめ。ロボットもだめ」

「じゃあ空飛ぶロボットはどうだ?だめ、ガンダムだ」

ララが言った。

「そんなことより、面白い神さまの方が、面白いと思うけど」

ミロは、ララを無視する。

「いや、ロボットの王国と戦争が良い。人間とロボットの戦い?だめ、ターミネーターだ」

「ララ、うるさいから黙ってくれない」

ララも無視している。

「どうしてこんなにバカな物語になるんだろう」

「神さまがつまらない」

ふと、一心不乱にミロが書き出した。

見てみると、コンピュータを滅ぼす一人の救世主の物語を書いている。

アメリカを倒す10行ぐらいを書いて、シナリオが完成した。

ララが見て言った。

「つまらないわよ。ちょっと政治的すぎない?」

ミロが言った。

「じゃあ、他に良い考えがあるの?」

ララが言った。

「そうね、神様に選ばれた王子様と家来が、悪い王国を潰す」

ミロが言った。

「今僕が書いたのとそっくりだ」

ララが言った。

「だから言ったでしょ、神様がつまらないって」

ララが言った。

「そうだわ、神さまが一人だけなのがつまらないんだわ」

「男と女にしましょう」

ララが何か書いている。

「だめ、神さまが恋をするなんてありえない」

ミロが言った。

「いや、それで良いんじゃない?子供を増やして、どんどん聖なる一族にすれば」

ララが言った。

「いや、だめよ、つまらない」

「じゃあ僕が代わりに書いてみる。」

ミロが何か書き始めた。

「だめだ、何かおかしな人間たちになった。一人一人に個性がない」

「だから、神さまが神さまを産んでも、あまり良くないと思うけど」

「いや、もう少し書いてみる。」

神の名前はローワンとテレサで、最初は神であることを知らない。

子供を産んで、子供が15歳の時に、ローワンが死んだ。

子供が20歳になった時に、天からローワンが現れて、神の一族であることを告げた。

ララが言った。

「最初の方は良いわね。でも、どう続くの?で、聖なる一族だから何なの?」

「何でもないよ。うるさいなあ。あとは、君が考えれば」ミロが言った。

「この神さまは、結構面白い発想だけど」ララが言った。

私の物語もつまらないけど、これもそこまでではないわ」ララが言った。

結構煮詰まってきても、2人ともあまり良い物語ができない。

夜の3時ぐらいになって、2人とも寝てしまった。

ドイツ

2010.06.02執筆

悲惨なヨーロッパを救うために

一人の女が、アラブから生まれた。

彼女はアメリカとロシアを滅ぼして

コンピュータや自動車を消し去り

EUをドイツに変えた。

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彼女はドイツの王になった。

アメリカとロシアに戦争をしかけた。

アメリカはドイツに核ミサイルを落とした。

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ドイツ人は怒った。

アメリカに乗り込んで、全員でアメリカを殺した。

EUはドイツになり、アメリカもドイツになった。

アラブの国と連合を組んで、最後にロシアと戦った。

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ロシアには負けた。

ロシアにドイツが併合され

ドイツ人の方が多くなった。

ロシア人の人種差別の中で

ドイツ人はロシアに革命を起こした。

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内戦と核戦争の中で

アラブの救世主は死んだ。

ヤラー

2010.07.22執筆

ヤラーという人間が居た。

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幼いころから、ピアノしかしなかった。

学校の勉強など、何もしなかった。

ふつうの高校には行かずに、

コンピュータの専門学校に入った。

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パソコンのツールの使い方や

プログラムの作り方を学んで

IT系の会社に入った。

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何の意味もないといつも言っていた。

プログラムを作るのは、おもしろいとは言うが

もっと別のことがしたかった。

何か、世界のためになることがしたかった。

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30の時、会社をやめて

松下政経塾に入って

政治かを志した。

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民主党に入った。

国会議員になって

党に従う。

楽とは言うが

あまりに大変だ。

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50の時

政治家はやめた。

インドネシアに行って

アジアを助けたかった。

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イスラム教徒になった。

戒律を守っていると

何かが良く分かる。

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80の時

胃がんになった。

95になって

ヤラーは死んだ。

普通の

日本人だった。

イェナ

イェナという女が居た。

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貧しい家庭に生まれた。

学校には、あまり行けなかった。

恋などなかった。

いつも、たくさんの仕事をしていた。

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いつか

誰かと

素敵な恋をしたいと思って

仕事に生きていた。

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ドイツ人だった。

ある時

ドイツの王子様に

式典で礼をした。

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王子は

かっこよくて

素晴らしい人間だ。

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イェナは

王子に恋をした。

イェナは

王子のことを想うと

何もできないほど

王子が好きになった。

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何もないまま

イェナは40になった。

すでに男は居た。

ただの馬鹿だが

けっこう面白い人間だった。

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子供を3人育てて

何もかも楽になった。

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世界旅行を楽しんだり

キリスト教会で

色んな話をしたりして

イェナは

98で

死んだ。

カールの日々

カールというドイツ人の文献学者が居た。

ある日、カントの周辺の文書を見ていると、おもしろい文書があった。

カントは、理性や悟性のような言葉を作っているが、

この作者は、ヨハンといって、さらに言葉を作っている。

見てみると、人間の見るものを観物、人間の内側にあるものを内物としている。

けっこう賢いが、どちらかというと、世界にあるものは界物、自分にあるものは内物とし、数学的なものを内物、物理的なものを界物としてはどうかと思った。

次の日。

日本語というものを調べていると、ありえないほど格が多いのが分かった。「に」や「で」だけでなく、「には」や「では」がある。

良く分からない。好きにはならないが。

カール博士

「青き竜の神よ、私はそなたと戦いたい」

「なぜ?あなたと戦っても、私は何の得にもなりません。

何が望み?」

「条件は何でも良い。あなたに勝ちたいのだ」

「それなら、私にはロボットの大群が作れます。

それを倒すのはどう?」

「そうだ、絶対に勝ってみせる」

彼の名前はカール博士、のちに、全ての機械を破壊するガスを作った。

「何をすれば良いんだろう」

「どんな機械でも、全て壊せるガスならば

石油を溶かすような放射線ならば、勝てるはずだ」

「あなたは勝てません。私は、石油以外で機械を作ります。」

カール博士は、20年頑張って、青き竜のロボットの集団には勝てなかった。

「ロボットの方が人間より優れているとは言いませんが

あなたよりは強かったようですね。

戦ってどうでした?」

「他のことで勝ちたい。

何としても、あなたに勝ちたかった」

おしまい。

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